HANAMIYAMA PHOTO花見山情報
紫陽花の季節
花見山
6月になって各地で紫陽花(アジサイ)が咲いてきました。
花見山にも数種類の紫陽花が植えてありますが、美しく咲いています。
紫陽花といえば、土壌のpH値によって色が変わることで有名ですよね。
小学校でリトマス紙で酸性・アルカリ性の実験をしたときに習ったことを思い出します。
赤い紫陽花を植えたのに、青っぽくなってしまったとかありませんか?
日本の土壌は弱酸性であることが多いため、青〜青紫の色が多いのだとか。
赤っぽい紫陽花をキープするにはアルカリ性にする必要がありますから、
花芽があがる前の4〜5月にマグネシウムを含む苦土(クド)石灰を捲いたりして土壌をキープです。
この「色の元」はアントシアニンという色なのだそうですが、
近頃目にする白い紫陽花にはこの色素がないので、土壌の影響を受けず白く咲くのだそうです。
花見山にもありますので見てみてください。
こんな感じで、ここの土地は酸性か、アルカリ性なのかなんてことを思いながら
紫陽花を鑑賞するのも楽しいかもしれませんよ。
入道雲も見られ、雷がなる日も増えてきましたね。
梅雨入りも近いかもしれません。